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弁護士 宮本 督

エッセイ:
to be a Rock and not to Roll

2005.09.30

エッセイのその後

 殺人事件のニュースとか、忘れた頃に、その犯人に判決の言渡しがされたりして、あーそんな事件あったよなあ、とか思うことって、あるでしょ。実際、何となく、心に引っかかったニュースって、その後、どうなったのかなって、気になることって、少なくない。そんなわけで、何となく心に引っかかってるってわけじゃないかも知れないけど、このエッセイのコーナーのバックナンバーのその後を、少しずつ、書いてみます。です。
 携帯電話のことを書いたのは、「いらないものが多すぎる」(2002.8.25)と、「僕の公衆電話」(2002.12.16)。携帯電話なんて要らない、って書いたんだけど、「ケータイと私」(2004.10.26)で、しっかり宗旨替えしたことを告白しています。うん。人に歴史あり。今でも、ビンビンに電波飛ばしてます。世界とつながっちゃってます。
 それから、そうか、禁煙について書いたのは、2001年11月15日、「大切な人との別れ(悲しみは波のように)」。これは10日間くらいで討ち死にしました。禁煙なんて、体に悪いことはしないと思ったものですが、「3年前と同じネタで申し訳ありませんが」(2004.11.29)で復活。でも、これは今も続いています。もう1年近くの間、一本も吸っていません。偉いぞ、僕。
 「自転車ツーキニスト宣言」って2002年5月15日。あれから3年半。今はチャリンコにはあまり乗らず、専ら徒歩です。通勤は行きに35分間。帰りも酔っ払っていなければ35分。酔っ払っていれば10分。ただしタクシー。"健康のために歩く"というのが、とっても年寄りくさくって、そんなことに熱心にこだわっている、自分の中のそんなジジイな感じが、相変わらずとってもお気に入りです。変かな。僕。
 「カツラーの秘密」(2003.10.19)って、カツラをかぶったときに書いたんだけど、あれから2年。さすがに、これは、そのまま。今さらカツラ外したら、みんな、びっくりするだろうなあ。
 「苔むさぬ転石楽団」(2003.3.23)はローリング・ストーンズへのオマージュ。先日、8年ぶりにオリジナルアルバムが発表されて、敬虔な信者は、教典を拝むようにして毎日聴いています。馬鹿だぞ。僕。
 というわけで、って、どういう訳かわからないけど、相変わらず成長しない私は、毎日を無為に過ごしているようです。
 じゃ、また。